職 種 | 人 数 | 構成比率 |
医師 | 31 人 | 0.2% |
歯科医師 | 30 人 | 0.2% |
薬剤師 | 94 人 | 0.6% |
保健師 | 314 人 | 1.9% |
助産師 | 17 人 | 0.1% |
看護師、准看護師 | 1,498 人 | 9.2% |
理学療法士 | 615 人 | 3.8% |
作業療法士 | 325 人 | 2.0 % |
視能訓練士 | 4 人 | 0.0% |
義肢装具士 | 4 人 | 0.0% |
歯科衛生士 | 102 人 | 0.6% |
言語聴覚士 | 50 人 | 0.3% |
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師 | 234 人 | 1.4% |
柔道整復師 | 105 人 | 0.6 % |
栄養士(管理栄養士を含む) | 187 人 | 1.1% |
社会福祉士 | 1,740 人 | 10.7 % |
介護福祉士 | 10,812 人 | 66.4% |
精神保健福祉士 | 238 人 | 1.5% |
相談援助業務従事者・介護等業務従事者 | 2,505 人 | 15.4% |
合 計 | 18,905 人 | – |
厚生労働省「職種別ケアマネ合格者数(第19回)」
こちらはケアマネージャーの資格別合格率の表です。
介護福祉士が66.4%を占める高い割合ではありますが、社会福祉士と看護師はほぼ横並びで、10%程の割合となっています。
看護という医療の立場から高齢者に関わる看護師から、介護の前線で活躍するケアマネに転職する人は少なくありません。
今回は看護師がケアマネに転職する上でのアドバイスになればと思います。
目次
看護師とケアマネージャーの仕事内容の違い
でも、大きく違うからこそ、想像もし難いんじゃないかと思うんだ。
まず、看護と介護では目的が大きく異なります。
看護は診療の補助の他、患者に対しては療養上のお世話をします。
過去には、洗髪やシーツ交換も療養上の世話として看護師の仕事でした。
介護は日常生活を営むのに支障がある利用者の心身の状態に応じた介護をします。
排泄・入浴・排泄はもちろんのこと食事や移動など、必要であればあらゆる内容で介護をします。
乱暴に言えば、治療を目的とするのか、心身の状態に関わらず今までと変わらない生活を営むことを目的とするのかの違いと言えるかも知れません。
こうした目的の違いが、まず基本として存在します。
また看護師は診療の補助にせよ患者に対する療養上の世話にせよ、患者に直接的に触れる場面が多くあります。
しかしケアマネはケアプランの作成が大きな役割であり、アセスメントやモニタリングといったケアプランに必要な面談などの関わりを行います。
また、介護保険の給付管理なども業務となります。
その意味でいえば、看護師は介護福祉士などと同じミクロな視点での関りを行い、ケアマネはマクロな視点からサービス全体について俯瞰して考える立場にあると言えます。
ケアマネージャーとして働くメリット・デメリット
メリット
- ケアプランの作成などの上で、医療的な知識を活かすことが出来る
デメリット
- 介護に関する知識を一から学ばなければならない
- 病気に対する関わり方として、治療を主目的としない関わり方を取ることに対する違和感がある
例えば糖尿病のある利用者についてケアプランを作成するとき、看護師と異なり食事管理や服薬管理で治療を主目的とする関りを行うものではないことに注意しなければなりません。
しかし糖尿病の数値や状態に応じて、服薬管理の重要度や食事管理の必要性を考え、ケアプランに反映させることが出来ます。
そこから様子観察を行いながら今まで通り生活をするのか、食事を宅食にするなどで食事の管理をするのかなどを検討事項とすることになります。
また、難病や日常生活に支障のある疾病に関しても知識を有する立場からケアプランを作成することができ、医療関係で課題のある利用者に対してケアプランの作成をスムーズに行えます。
当然モニタリングや訪問の際にも、看護師の専門性から体調などを観察することが出来るでしょう。
ケアマネージャーの資格取得の方法
ケアマネの受験資格として、もっともポピュラーな方法は下記の方法です。
介護福祉士や社会福祉士、看護師などの国家資格を有し、その資格での勤務経験を5年積むことで、受験資格を得る
上記以外には下記の条件で受験することが出来ます。
- 介護職員初任者研修などを所持して介護業務に従事する実務経験が5年以上
- 相談援助業務に従事した実務経験が5年以上
- 無資格で介護業務に従事した実務経験が10年以上
しかし、2019年実施の試験以降は、と下記の二つの受験資格しか認められなくなります。
- 法定資格を所持し、その資格での実務経験が5年以上
- 生活相談員・支援相談員・相談支援専門員・主任相談支援員として、相談援助業務に従事した実務経験が5年以上
看護師や介護福祉士などの資格をすでに所持しているなら変わってないのと同じだけど、求められる資質のレベルは向上していると言えるだろうね。
試験内容なんかは難しくなっていくかもしれないよ。
ケアマネージャーの職場の探し方
業務の内容がガラリと変わる以上、未経験可で教育体制が整っていることや、看護師と比べて給料が下がらないことなどは気にしたいよね。
でも看護師を保有するところを評価してくれる職場を探したり、先輩に看護師出身者がいるかなどを大切にすれば探しやすいかもしれないよ。
介護求人サイトを利用すれば、紹介先に関する情報、知識を持っていることを活かして転職できます。
また、紹介するからには直ぐに辞めてしまうような事態にならぬよう、事前に転職先を探すうえでのポイントや大切にしたい点を聞き取ってくれたり、新しい職場へのこちらの希望を代弁してくれたりと手厚くサポートしてくれます。
今まで経験したことのない職種への転職である以上、給料以外のポイントを大切に転職しなければなりません。
介護求人サイトを活用することで、介護業界という未経験の仕事で失敗しない職場選びをしましょう。
おすすめの介護求人サイト
当サイトでは、実際に介護求人サイトを利用した人の声、またそれぞれの求人サイトが扱っている求人数や情報量を元に、おすすめの求人サイトをピックアップしています。
求人サイトによっては対応エリアが首都圏のみのところもあります。
首都圏の人向けと全国対応可能の求人サイトがありますので、対応可能エリアも必ずチェックしてみてくださいね。
1位:「スマイルSUPPORT介護」(全国対応)
求人数 | 84,000件以上(2017年9月時点) |
対応エリア | 全国対応 |
対応職種 | 介護福祉士、社会福祉士、社会福祉士主事、ヘルパー1級、ヘルパー2級、介護職員初任者研修、実務者研修、介護職員基礎研修、ケアマネージャー(介護支援専門員)、主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)、無資格OK |
求人サイトの中で求人数がNO.1
スマイルSUPPORT介護では求人サイトの中でも取り扱い求人数が最も多く、8万件以上の求人の中からあなたに合った求人を紹介してもらえます。
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全国エリアの対応可能
都心部に特化して求人サイトが多い中、スマイルSUPPORT介護では全国どこのエリアでも求人の紹介をしてもらえます。
また運営している長谷川ホールディングスは介護施設や福祉施設の運営もしているため、介護業界に精通しているキャリアアドバイザーが多く、介護業界特有の悩みにも共感してもらえます。
評判の悪い施設を省いて紹介してもらえる
スマイルSUPPORT介護では、介護業界に精通していることもあり施設情報にも詳しいのですが、ブラックな施設は紹介しないという方針を徹底しています。
そのため「希望されてる施設ですが、実は先日集団退職があって…」など、他では聞けないような話を聞くことができるので、入ってからのミスマッチも防ぐことが出来ます。
2位「きらケア介護求人」(首都圏向け)
求人数 | 12,000件以上(2017年9月時点) |
対応エリア | 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉) |
対応職種 | 介護福祉士(介護士)、社会福祉士、ケアマネージャー、 介護職員基礎研修、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、社会福祉主事任用、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、無資格OK |
職場の内部情報に詳しい
きらケア介護では、介護業界に特化して求人紹介を行っているため、施設ごとの人間関係、離職率、雰囲気などの口コミ・評判に非常に詳しいです。
求人を紹介される時も「あそこの施設は給料は確かに高いけど、残業もかなり多いのでプライベートの時間は取りづらいかもしれません…」などネガティブな情報もきちんと教えてもらえます。
キャリアアドバイザーの対応が丁寧
きらケア介護では、7割が女性スタッフということもあり、寄り添って話を聞いてもらえるので安心できるひいう人も多いです。
また「まだ転職は迷ってるけど、どんな求人があるか見てみたくて…」というような情報収集の段階でも、丁寧に対応してもらえるので安心です。
給料・条件交渉をしてもらえる
きらケア介護では、一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーがついてもらえるのですが、求人を探してもらえるだけでなく、面接のサポートはもちろん、施設への給料や条件交渉までしてもらえます。
「あと月1万円給料が高かったら、ここの施設に行きたいんだけど…」という正直な気持ちを伝えてみてください。
これまでに何度も給料交渉をしてきているプロなので、施設の担当者にうまく給料交渉をしてもらえて給料アップが叶うこともあります。
3位:「ベネッセの介護士お仕事サポート」(関東・関西メイン)
求人数 | 4,000件(2017年9月時点) |
対応エリア | 関東・関西中心 |
対応職種 | 介護福祉士、ケアマネジャー、実務者研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、看護助手、無資格OK |
介護業界に詳しいプロのアドバイザーが担当
ベネッセグループ自身が介護施設を運営していることもあり、キャリアアドバイザーは介護業界に非常に詳しいプロばかりです。
そのため求人を紹介してもらう時にも施設の内情を詳しく教えてもらえたり、施設ごとに異なる面接で気をつけるポイントも教えてもらえるので、安心してサポートを受けられます。
高待遇・優良企業の求人が豊富
ベネッセ介護は大手企業の知名度もあり、求人を扱っている施設も大手企業や優良企業も多いため、高待遇・好条件の求人も豊富に紹介してもらえます。
求人サイトによっても取り扱っている求人が異なりますが、ベネッセでしか扱っていない優良企業の求人も多いので、できる限り2社以上の求人サイトへの登録をオススメします。
特養から在宅まで幅広い求人の紹介が可能
ベネッセ介護では介護分野に特化していることもあり、特養、老健、有料、デイサービス、在宅など、幅広い分野の求人の取り扱いがあります。
それぞれの施設で働くメリット・デメリットも事前に教えてもらえるので、「入ってみたらイメージと違った…」ということもなくミスマッチになるケースもほとんどありません。