入職前に職場見学が出来ることはよくありますよね。
職場の見学は職場の様子を紹介し、実際に働く際のイメージを掴んでもらうという会社紹介の一環です。
実際に生の職場を見学する事で働いてからのイメージをしやすくなりますが、当然ながら見学中の様子は採用にも影響するでしょう。
職場見学で見るべきポイントと注意することをとして、気を付けておきたい3つのことを紹介します!
目次
職場見学で気をつけておきたい3つのこと
事前に気を付けるポイント、選ばれる側としてのポイント、選ぶ側としてのポイントとして意識したいね。
職場見学の時の服装について
一般的な職場案内や職場見学にはスーツで参加しますが、介護現場を見学する場合には私服やポロシャツといった指定がある場合があります。
面接に行く私たちからすれば職場ですが、入居されている利用者からすれば住まいであるという事を忘れないようにしなければなりません。
スーツが喪服を連想させるなどの理由で、スーツで施設内を歩かないようにしている施設もあります。
多くの場合はスーツで参加しますが、特に指定があれば指定通りの服装で参加しましょう。
またスーツ以外で参加する場合には落ち着いた露出の無い服装で、色も派手でないものを選びましょう。
腕時計は見学中には外しておいた方が良い場合などもあります。
面接ではアクセサリーは付けませんが腕時計をつけることはあるため、注意しておきましょう。
職場見学では必ず質問をする
職場見学では質問した方が良いとよく言われますが、それはなぜでしょうか。
一つに、参加する態度が真剣に見えるということが挙げられます。
質問することで「施設に興味がありますよ」という気持ちを示すのです。
そのため、必ずしも質問でなければならないという訳ではありません。
「個浴が充実していてプライバシーにも配慮されているので、家での暮らしに近い入浴への配慮が素晴らしいです」と感想を言えれば、浴場に関する質問が無くても問題ないでしょう。
十分に真剣さが伝わるはずです。
何か質問できるポイントを探そう、何かコメントできるポイントを探そうという気持ちで参加する。
質問や意見を求められた際に「特にないです」とだけは言わないようにする。その意味で「職場見学では必ず質問をする」ということが大切なのです。
職場見学で見ておきたいポイント
利用者さんや職員の人たちの表情
職場を実際に歩く以上、利用者さんの様子や職員の働く様子を見ることになります。
笑顔で過ごしているか、業務に追われているか。穏やかに過ごしているか、笑顔が見られるか。
そうしたところから、職場の雰囲気を掴むことが出来るでしょう。
しかしマジマジと観察することで業務の邪魔になったり、利用者さんの精神状態にも影響する恐れがあるため、あまり観察しすぎてはいけません。
外部の人が見学に来ていることで多少緊張しているかもしれませんし、自然な状態が見れているとは限らないことも忘れないようにしましょう。
人員配置や勤務シフトの状況
ワンフロアで何人もの職員とすれ違えば、少なくともそのフロアは手厚い職員配置であると言えるかもしれません。
少し意地の悪い話ですが、すれ違った職員や紹介された職員の人数を数えていけば、職場見学当日における職員配置を知ることが出来ます。
中には休憩室やナースステーションにシフトや当日の出勤者が掲示されている場合もあります。
不採用になれば外部の人間である以上これをじっくりと読むわけにはいきませんし、法人や案内する方の思いとしても見てほしいところではないでしょう。
あくまで参考として、しかし貴重な情報として。
働いてからの業務負担の大きさや人間関係について図る材料になることは確かです。
施設内の設備・備品など
施設見学では食堂や居室、浴場、機能訓練室などを詳しく見学することが出来るでしょう。
その中では注意さえしていれば、様々な設備を見ることができます。
ベッドは2モーターなのか3モーターなのか。
機械浴や個浴、大浴場などの整備状況。
洗面台一つとっても消毒液や手洗い石鹸の整備状況や手洗い励行の張り紙などをみれば、食中毒対策などへの取り組み度合いが分かります。
設備や備品がどのレベルにあるのかをしっかりと注意してみれば、一番質問できるポイントになるかも知れません。
さらに言えば職場見学の中で見てほしいと考えているポイントにもなるでしょう。
施設内の行事やイベント内容
施設の廊下には様々な掲示物があります。
これらは利用者やご家族に向けられたもので、実に分かりやすくまとめられている施設の「知ってほしい事」に違いありません。
「今月の外部レク」という掲示物があれば、毎月外部から人を招いてレクリエーションを実施していることが分かります。
夏祭りの様子などが写真で掲示されている場合もあるでしょう。
イベントという視点でなくとも、美化委員からのお知らせなどが掲示されていて、委員活動について知ることが出来るかも知れません。
行事やイベント、委員活動、その他取り組みなどについて情報が豊富なので、廊下を歩く際にも注意してみるといいでしょう。
何となく案内されるのではなく、情報を集めるつもりで臨もう。
自分にあった職場を探すためにも職場見学は重要
職場見学は採用前に実施されるものです。つまり、参加態度は採用の評価に直接関わってくるものだと言えるでしょう。
逆に言えば職場見学の結果自分に合わないと感じれば断ることが出来るということであり、そのための情報を収集できるタイミングです。
間違ってもマイナス評価となるような職場見学にせず、自分にあった職場を探すための情報収集の場として、職場見学を活かしてくださいね。
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それぞれの施設で働くメリット・デメリットも事前に教えてもらえるので、「入ってみたらイメージと違った…」ということもなくミスマッチになるケースもほとんどありません。