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社会福祉士は転職に不利なの?
目次
社会福祉士として働ける職場が少ない
だからこそ、自治体や委託された社会福祉法人以外では必要とされづらいんだ。
社会福祉士 | 介護福祉士 | 精神保健福祉士 | |
民間企業 | 8.4 | 21.8 | 3.3 |
社会福祉協議会 | 10.7 | 8.7 | 2.1 |
社会福祉士協議会以外の社会福祉士法人 | 41.5 | 33.0 | 21.0 |
医療法人 | 14.3 | 20.1 | 32.8 |
特定非営利活動法人 | 2.4 | 2.8 | 9.6 |
社団法人・財団法人 | 3.0 | 4.7 | 4.3 |
協同組合 | 1.0 | 2.0 | 0.6 |
地方自治体(市区町村) | 12.6 | 3.2 | 16.6 |
その他 | 4.9 | 1.3 | 7.6 |
不明 | 1.2 | 2.4 | 2.0 |
厚生労働省「就業している法人種別の状況」
専門性の割りに収益に繋がりにくい
社会福祉士の基本的な理念、専門性は公益的な物です。
それだけに地方自治体や委託された社会福祉法人以外では求められるケースが少ないのが問題となるでしょう。
上の表では介護・福祉業界で働く社会福祉士の就労先の割合が示されていますが、残りの二種の資格に対し高い割合を示すのは社会福祉協議会と社会福祉法人だけです。
残りのあらゆる就労先で、介護福祉士か精神保健福祉士にポイントが下回っており、求められる割合が低いと言えます。
現場で働く介護福祉士やケアマネージャが兼務するケースも少なくないんだ。
社会福祉士でないといけないケースが少ない
社会福祉士の配置義務がある職種は上図に示す様に多数存在しますが、ほとんどは精神保健福祉士でも任用可能であったり、社会福祉主事でも任用可能だったりと社会福祉士ではなければならない職種は多くありません。
唯一社会福祉士限定で配置義務の存在する職場は地域包括支援センターですが、こちらで求人が出ているケースは非常に少なく、ほとんどは新卒採用となっていしまいます。
社会福祉士からの転職先の選択肢は?
精神保健福祉士
精神保健福祉士は社会福祉士と受験科目の一部が共通し、どちらかを取得していれば共通科目が免除になる資格です。
一から勉強を始める人と比べれば、半分の学習量で良いと言う事も出来るでしょう。
相談援助職としての実務経験が認められれば、一般養成施設での通信教育でも受験資格を満たせる点も魅力的です。
働きながら資格を取得し、求人の幅を広げることが出来ます。
ケアマネージャー
ケアプランを作成する専門職であるケアマネは、高齢化の進む現代社会において今後も需要の拡大する資格でしょう。
そんなケアマネですが、社会福祉士はケアマネの受験に必要な法定資格として認められています。
せっかく現場で働いているなら、ケアマネの資格取得を目指して勉強することも良い選択であると言えます。
看護師、介護福祉士など
上の二つと異なり、これらの資格は社会福祉士を所持していること自体が受験のメリットとはなりません。
介護業務に従事していない場合は、介護福祉士の受験資格を得る上での現場経験とは認められませんし、看護師は大学等に4年間通う必要があります。
しかしながら、学習内容で共通する部分が発生します。
社会福祉士は福祉系の学習を広く行うため、高齢者福祉や医学知識についての基礎知識は習得していると言えるでしょう。
この二つに限らず、医療・福祉系の資格については、ゼロから始めるよりも有利に学習を始めることが出来ます。
医療業界以外の仕事
社会福祉士は名称独占の資格であり、何か専門に業務を有する訳ではありません。
そのため、その本質は相談に乗るスペシャリスト、福祉系の行政サービスや社会制度に関する知識を豊富に持つ人であると言えます。
だからこそ、これからの時代医療・福祉業界以外でも役に立つ分野の多い資格であると言えます。
一人親でも働きやすい託児所を有する企業や、障害者を雇用する企業など、医療・福祉系の業界に限らずに転職先を探せる点では大きなメリットです。
社会福祉士のまま職場環境を変えてみることも大切
給料を強く求めないなら、職場を変えることは出来ると思うよ。
精神保健福祉士やケアマネを取得すれば、業務範囲が拡大することでしょう。
介護福祉士を取得すれば、介護現場においては何を聞いても頼りになるスーパーマンです。
しかし、今と同じ働き方ならば他の事業所や施設、法人においても募集はあることでしょう。
そちらへ転職する事で、少なくとも職場環境をガラッと変える事は出来ます。
今の職場で働きながら資格を取得するのか、職場環境を変えるために転職するのか。
転職のために資格を取得してみれば、今の職場で給料アップや待遇の改善に繋がるかも知れません。
おすすめの介護求人サイト
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対応職種 | 介護福祉士、ケアマネジャー、実務者研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、看護助手、無資格OK |
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求人サイトによっても取り扱っている求人が異なりますが、ベネッセでしか扱っていない優良企業の求人も多いので、できる限り2社以上の求人サイトへの登録をオススメします。
特養から在宅まで幅広い求人の紹介が可能
ベネッセ介護では介護分野に特化していることもあり、特養、老健、有料、デイサービス、在宅など、幅広い分野の求人の取り扱いがあります。
それぞれの施設で働くメリット・デメリットも事前に教えてもらえるので、「入ってみたらイメージと違った…」ということもなくミスマッチになるケースもほとんどありません。