理由は話していたかな?
目次
社会福祉士を辞めたいと思うタイミング
社会福祉士 | 介護福祉士 | 精神保健福祉士 | |
職員間の人間関係が良くないため | 18.3% | 19.1% | 15.3% |
利用者との人間関係が良くないため | 0.2% | 1.2% | 1.6% |
仕事内容がきついため | 19.8% | 24.7% | 12.0% |
給与などの労働条件が悪いため | 25.5% | 32.2% | 20.5% |
昇進・正規職員への登用など、将来の見通しが見えないため | 13.4% | 10.5% | 11.0% |
研修や職員教育が不十分だから | 4.8% | 4.7% | 4.5% |
夜勤や不規則勤務があるため | 7.1% | 11.9% | 3.8% |
法人の事業不振・人員整理等のため | 2.2% | 2.8% | 2.1% |
体力に自信がないため | 4.5% | 8..3% | 1.8% |
仕事にやりがいがないため | 6.3% | 4.3% | 5.8% |
専門性が評価されていないため | 14.6% | 9.7% | 11.7% |
体調を崩したため | 11.5% | 20.1% | 9.4% |
結婚のため | 6.5% | 9.0% | 4.1% |
出産・育児のため | 4.1% | 7.0% | 2.3% |
家族等の介護・看護のため | 2.3% | 4.4% | 1.5% |
転居のため | 4.5% | 4.0% | 3.5% |
その他 | 37.5% | 25.3% | 47.6% |
不明 | 3.2% | 1.9% | 4.9% |
厚生労働省の資料「福祉・介護分野の仕事を辞めた理由」
社会福祉士 | 介護福祉士 | 精神保健福祉士 | |
仕事にやりがいがない | 4.9% | 4.3% | 4.4% |
職場の人間関係が悪い | 10.2% | 10.1% | 9.8% |
給与・諸手当が低い | 47.6% | 59.7% | 45.4% |
非正規職員から正規職員になれない | 5.7% | 6.5% | 5.5% |
昇進等将来の見通しがない | 19.0% | 15.4% | 19.5% |
社会的な評価が低い | 23.9% | 27.0% | 18.4% |
夜勤や休日出勤など不規則である | 6.7% | 10.0% | 5.9% |
業務の負担や責任が重すぎる | 32.8% | 30.5% | 29.1% |
仕事がきつくて体力的に不安がある | 10.0% | 24.3% | 9.2% |
仕事と家庭の両立が難しい | 10.5% | 9.4% | 10.4% |
福利厚生に不満 | 5.7% | 6.7% | 7.2% |
通勤に不便 | 3.9% | 2.2% | 5.9% |
自分の能力を伸ばすゆとりがない | 13.1% | 9.0% | 13.6% |
利用者とのコミュニケーションがうまく取れない | 1.3% | 1.0% | 1.2% |
その他 | 10.1% | 8.0% | 9.1% |
特にない | 9.0% | 6.0% | 11.6% |
不明 | 1.0% | 1.2% | 1.4% |
厚生労働省「介護の職場で働く人の不満」
実際に辞めた人の退職理由と、働いているときに感じる不満の差にも注目して、先輩が辞めたくなった理由を考えてみようか。
仕事はキツいのに給料が安い
給与の問題は退職理由でも職場への不満でも最も高い割合を示す項目ですが、実際に退職した時には、給与を理由とした退職について大きくポイントが減っていることが分かります。
給与が低いことは辛いが、それだけを理由に辞めたいほどでもないと言えるかも知れません。
二つの表から、仕事の内容がキツイという悩みに対して、それに対応するだけの給与に設定されていないというバランスの悪さが原因となり、退職を考える理由となっていると想像できます。
業務の責任や負担の大きさに対して、専門性が評価してもらえない
業務の責任や負担が大きいという悩みは、30%以上の人が抱える悩みであるようです。
社会福祉士は福祉の三つの職種の中で、このポイントが一番高いという点にも注目です。
体力的なキツさの悩みは10%程度となっており、重責が負担ではあるが体力を使うものではないという、社会福祉士の特徴を表していますよね。
対して、退職理由では専門性が評価されないという項目が、こちらも三職種の中でもトップで14.6%となっています。
業務の責任や負担が大きいが、それを理由として退職するというよりはそれらが正当に評価されない事で退職に繋がっていると言えるのではないでしょうか。
職場の人間関係が悪い
この項目は特殊で、全体でも唯一退職理由としてのポイントが不満としてのポイントの倍近くなっています。
結婚、出産、その他のポイントも大きい中で、この数値は非常に高いと言えるでしょう。
つまり、職場の人間関係は退職を考える理由として、非常に大きなウェイトを占めるということです。
極端な話、人間関係に関する悩みを抱えたまま仕事をする人は1割で、2割の人は人間関係が悪い職場を退職していると言えるかも知れません。
社会福祉士を辞めたあとの選択肢
社会福祉士 | 介護福祉士 | 精神保健福祉士 | |
病院・診療所 | 38.6% | 25.4% | 49.3% |
農業・漁業・林業 | 0.4% | 1.1% | 0.0% |
鉱業 | 0.0% | 0.1% | 0.0% |
建設業 | 1.1% | 1.9% | 0.4% |
製造業 | 3.9% | 9.3% | 1.7% |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 0.4% | 0.8% | 0.0% |
情報通信業 | 2.2% | 1.3% | 0.8% |
運輸業 | 0.8% | 2.3% | 0.4% |
卸売・小売業 | 4.4% | 5.9% | 0.5% |
金融・保険業 | 3.9% | 2.2% | 0.8% |
不動産業 | 0.6% | 0.6% | 0.1% |
飲食店・宿泊業 | 1.1% | 4.6% | 0.5% |
教育・学習支援業 | 10.9% | 6.2% | 6.1% |
サービス業 | 7.7% | 15.2% | 2.3% |
公務員(福祉以外) | 12.6% | 5.7% | 31.1% |
その他 | 10.6% | 15.4% | 5.2% |
不明 | 0.8% | 2.0% | 0.6% |
参照:厚生労働省「社会福祉士が他業種で就業している状況」
介護・福祉業界以外での就労を考えるとき、一番には病院・診療所が考えられるようです。
MSW(メディカルソーシャルワーカー)としての就労が多いかも知れません。
この調査では医療業界を別に考えている為、このような結果になってると言えるでしょう。
同様に教育支援業での就労は、スクールソーシャルワーカーが考えられます。
公務員は市役所などでの福祉系公務員が主であると考えられます。
この様に見ていくと、社会福祉士を取得しながら専門職種以外で働く割合はとても低いですよね。
今よりも条件・環境の良い職場を探す方法
誰かが分かってくれればいいのに、職場の人間関係も良くないのかもしれない。
でも逆に言えば、どこか一つでも改善すれば社会福祉士はやりがいのあって素晴らしい仕事なんだよ。辞めるのはもったいないさ。
ひよこ先生。そんな職場どうやって見つけるの?
だからこそ、ネットと専門家の力を存分に使ってほしいな。
介護職専門の介護求人サイトでは、専門家であるスタッフがあなたの希望に合った職場を探してもらえます。
それは求人を出している法人であると同時に、介護求人サイトからすれば取引先ですから、介護求人サイトはそれぞれの転職先に対する豊富な情報を持っています。
普通に探したのでは分かり辛いことまで、しっかりと質問しながら、あなたに合った転職先を見つけてくれるはずです。
おすすめの介護求人サイト
当サイトでは、実際に介護求人サイトを利用した人の声、またそれぞれの求人サイトが扱っている求人数や情報量を元に、おすすめの求人サイトをピックアップしています。
求人サイトによっては対応エリアが首都圏のみのところもあります。
首都圏の人向けと全国対応可能の求人サイトがありますので、対応可能エリアも必ずチェックしてみてくださいね。
1位:「スマイルSUPPORT介護」(全国対応)
求人数 | 84,000件以上(2017年9月時点) |
対応エリア | 全国対応 |
対応職種 | 介護福祉士、社会福祉士、社会福祉士主事、ヘルパー1級、ヘルパー2級、介護職員初任者研修、実務者研修、介護職員基礎研修、ケアマネージャー(介護支援専門員)、主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)、無資格OK |
求人サイトの中で求人数がNO.1
スマイルSUPPORT介護では求人サイトの中でも取り扱い求人数が最も多く、8万件以上の求人の中からあなたに合った求人を紹介してもらえます。
また6割以上が非公開求人となっており、「土日休み、年間休日120日以上、残業なし」など、他にはないレアな求人に出会える確率も非常に高いです。
全国エリアの対応可能
都心部に特化して求人サイトが多い中、スマイルSUPPORT介護では全国どこのエリアでも求人の紹介をしてもらえます。
また運営している長谷川ホールディングスは介護施設や福祉施設の運営もしているため、介護業界に精通しているキャリアアドバイザーが多く、介護業界特有の悩みにも共感してもらえます。
評判の悪い施設を省いて紹介してもらえる
スマイルSUPPORT介護では、介護業界に精通していることもあり施設情報にも詳しいのですが、ブラックな施設は紹介しないという方針を徹底しています。
そのため「希望されてる施設ですが、実は先日集団退職があって…」など、他では聞けないような話を聞くことができるので、入ってからのミスマッチも防ぐことが出来ます。
2位「きらケア介護求人」(首都圏向け)
求人数 | 12,000件以上(2017年9月時点) |
対応エリア | 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉) |
対応職種 | 介護福祉士(介護士)、社会福祉士、ケアマネージャー、 介護職員基礎研修、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、社会福祉主事任用、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、無資格OK |
職場の内部情報に詳しい
きらケア介護では、介護業界に特化して求人紹介を行っているため、施設ごとの人間関係、離職率、雰囲気などの口コミ・評判に非常に詳しいです。
求人を紹介される時も「あそこの施設は給料は確かに高いけど、残業もかなり多いのでプライベートの時間は取りづらいかもしれません…」などネガティブな情報もきちんと教えてもらえます。
キャリアアドバイザーの対応が丁寧
きらケア介護では、7割が女性スタッフということもあり、寄り添って話を聞いてもらえるので安心できるひいう人も多いです。
また「まだ転職は迷ってるけど、どんな求人があるか見てみたくて…」というような情報収集の段階でも、丁寧に対応してもらえるので安心です。
給料・条件交渉をしてもらえる
きらケア介護では、一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーがついてもらえるのですが、求人を探してもらえるだけでなく、面接のサポートはもちろん、施設への給料や条件交渉までしてもらえます。
「あと月1万円給料が高かったら、ここの施設に行きたいんだけど…」という正直な気持ちを伝えてみてください。
これまでに何度も給料交渉をしてきているプロなので、施設の担当者にうまく給料交渉をしてもらえて給料アップが叶うこともあります。
3位:「ベネッセの介護士お仕事サポート」(関東・関西メイン)
求人数 | 4,000件(2017年9月時点) |
対応エリア | 関東・関西中心 |
対応職種 | 介護福祉士、ケアマネジャー、実務者研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、看護助手、無資格OK |
介護業界に詳しいプロのアドバイザーが担当
ベネッセグループ自身が介護施設を運営していることもあり、キャリアアドバイザーは介護業界に非常に詳しいプロばかりです。
そのため求人を紹介してもらう時にも施設の内情を詳しく教えてもらえたり、施設ごとに異なる面接で気をつけるポイントも教えてもらえるので、安心してサポートを受けられます。
高待遇・優良企業の求人が豊富
ベネッセ介護は大手企業の知名度もあり、求人を扱っている施設も大手企業や優良企業も多いため、高待遇・好条件の求人も豊富に紹介してもらえます。
求人サイトによっても取り扱っている求人が異なりますが、ベネッセでしか扱っていない優良企業の求人も多いので、できる限り2社以上の求人サイトへの登録をオススメします。
特養から在宅まで幅広い求人の紹介が可能
ベネッセ介護では介護分野に特化していることもあり、特養、老健、有料、デイサービス、在宅など、幅広い分野の求人の取り扱いがあります。
それぞれの施設で働くメリット・デメリットも事前に教えてもらえるので、「入ってみたらイメージと違った…」ということもなくミスマッチになるケースもほとんどありません。