介護福祉士の転職先はどんなところがある?

みさき

みさき
もし介護福祉士を取ったら、その職場で働き続けるしかないのかな。
ひよこ先生

ひよこ先生
どうしてだい?
みさき

みさき
現場経験ルートで介護福祉士を取りたいけど、せっかくそこで経験を積んだなら辞めない方が良いのかなって。
ひよこ先生

ひよこ先生
確かに、3年間の実務経験を積んだなら、そこを辞めたくないかもしれないね。

介護福祉士を求める職場というのは少ないかもしれないしね。

介護福祉士として働ける職場が少ない

みさき

みさき
え?でも、介護職の求人はいっぱいあるよ。
ひよこ先生

ひよこ先生
少し語弊があるかもしれないけど、必ずしも介護福祉士を求めているわけじゃないのさ。

 

介護職員はどこの職場でも求められており、介護に関わるあらゆる施設や事業所、企業に求められるています。

しかし、必ずしも介護福祉士を求めている訳ではありません。

 

みさき

みさき
どういうこと?
ひよこ先生

ひよこ先生
実は介護福祉士を任用資格とする役職や介護福祉士の必置基準のある施設はないのさ。
みさき

みさき
え!
ひよこ先生

ひよこ先生
意外だけどね。特養ですら介護職員の配置は基準として存在しても、資格を求めないんだ。
みさき

みさき
確かに、私みたいに無資格でも働けたもんね。

 

介護福祉士という資格を取得していることが、必ずしも介護業界で求められる訳ではありません。

介護福祉士からの転職先の選択肢は?

みさき

みさき
じゃあやっぱり、介護福祉士を持っていても転職は難しいの?
ひよこ先生

ひよこ先生
例えば、必置基準の存在する他の資格として働いたりする選択肢もあるよ。

 

1)社会福祉士

相談援助の専門職である社会福祉士ですが、介護老人福祉施設やデイサービスでは生活相談員を必ず設置することとという人員配置の基準、つまり必置基準が存在します。

必ず配置する必要のある役職ですから、求められる場面は多くなるかもしれません。

また、配置基準ギリギリの施設でなければ、二人目以降の生活相談員が介護業務を兼務することも可能です。

福祉に関する深い知識を持つ資格であり、社会福祉士や病院でのMSW(メディカルソーシャルワーカー)や学校でのSSW(スクールソーシャルワーカー)、障害福祉分野などでも求められる資格です。

専門の学習機関などで学ぶ必要はあるものの、転職先の選択肢は大きく広がることでしょう。

資格の取得ですが、社会福祉主事の資格があれば生活相談員に就くことが出来ます。

そうした形で相談業務として勤務経験が認められれば、1年間養成施設の通信教育などを修了すれば受験資格を取得できます。

2)ケアマネ

ケアプランを作成するケアマネージャは、介護老人福祉施設などに必置基準の存在する役職です。

また居宅ケアマネとして居宅介護支援事業所に勤務するなど、転職先の種類も広がります。

生活相談員と同じく、二人目以降のケアマネであれば介護職員と兼務することも可能となります。

さらに、介護福祉士としての経験が5年認められば受験資格を得ることが出来る点も非常に魅力的ですよね。

しかし、兼務を前提に介護福祉士プラスケアマネージャで働く場合には、介護現場での業務とケアプランの担当人数の割合などに注意して転職先とやり取りをする必要があるでしょう。

3)精神保健福祉士・保育士・機能訓練指導員・看護師など

福祉関係の資格を取得することで、そちらへ転職することも出来ます。

この場合のメリットとして、介護福祉士で学んだ医学系知識や高齢期に関わる知識、発達に関する知識が活かせるという点でしょうか。

一から学習して資格を取得することにはなりますが、せっかくの介護経験ですので少しでも活かせる職場ということでオススメです。

4)介護・福祉業界や医療関係以外の仕事

全く異なる業界に転職することも一つの選択です。

サービス業などの、求人が売り手市場の業界であれば転職先は見つけられることでしょう。

高齢化は日本全体の問題ですから、販売やサービス業でも介護や高齢者に関して知識を有することがプラスになるかも知れません。

しかし介護福祉士をピンポイントに求めた求人ではないという点は変わりません。

そのため、求人探しや面接などでのアピールが重要であること、職種に応じて資格の取得などが重要である点は変わりませんね。

介護福祉士のまま職場環境を変えてみることも大切

みさき

みさき
結局、介護福祉士は転職するには資格を新しく取った方がいいなら、必要のない資格なのかな?
ひよこ先生

ひよこ先生
それは介護ひよこに対する侮辱だな!

そもそも、なぜ介護福祉士を取得したら転職という話になったんだい?

みさき

みさき
それは、うちは給料が低いし、資格手当も安いから…
ひよこ先生

ひよこ先生
なら、給料や手当、職場の働きやすさなどを中心に、同じ職種で探せばいいじゃないか。
みさき

みさき
でも、転職先は少ないんでしょ?

 

 

みさき

みさき
これは?
ひよこ先生

ひよこ先生
介護福祉士を設置した場合に施設や事業所が得られる介護報酬加算だよ。

雇用する側からすれば誰でも良いけど、介護福祉士なら加算の対象になるから好ましいって所はあるだろうね。

みさき

みさき
つまり、介護福祉士限定の求人じゃなくても介護福祉士が理想だって考えてるところはあるってこと?
ひよこ先生

ひよこ先生
そういうことだね。

介護福祉士として、求められて働くことで給料アップも目指せるから、良い選択しれないよ。

例えば無資格歓迎で求人を出すなら、給与は無資格前提で設定されているだろうから、介護福祉士に対していくらの給料にしてくれるのかは問い合わせないと分からないし、難しいだろうけどね。

みさき

みさき
そっか、募集条件だけを見ても分からないもんね。
ひよこ先生

ひよこ先生
そういうときは介護求人サイトを活用してほしいね。

求人を条件ごとに探したりしやすくて、凄く便利だよ。

 

介護職員募集、未経験者募集で求人情報誌に掲載されている場合でも、加算などから介護福祉士には高い給料が設定されているケースは少なくありません。

そうしたケースを見逃さないためにも、介護求人サイトに相談して見るのがオススメです。

手元の資料やネットでは20万で求人が出ていても、介護福祉士なら主任候補で25万円などの好条件が見つかる場合もありますよ。

おすすめの介護求人サイト

ひよこ先生

ひよこ先生
いざ、介護求人サイトを利用しようと思っても、数が多すぎてどこがいいのか分からない!という人も多いんじゃないかな?

 

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対応職種 介護福祉士(介護士)、社会福祉士、ケアマネージャー、 介護職員基礎研修、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、社会福祉主事任用、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、無資格OK
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求人数 4,000件(2017年9月時点)
対応エリア 関東・関西中心
対応職種 介護福祉士、ケアマネジャー、実務者研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、看護助手、無資格OK
介護業界に詳しいプロのアドバイザーが担当

ベネッセグループ自身が介護施設を運営していることもあり、キャリアアドバイザーは介護業界に非常に詳しいプロばかりです。

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高待遇・優良企業の求人が豊富

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特養から在宅まで幅広い求人の紹介が可能

ベネッセ介護では介護分野に特化していることもあり、特養、老健、有料、デイサービス、在宅など、幅広い分野の求人の取り扱いがあります。

それぞれの施設で働くメリット・デメリットも事前に教えてもらえるので、「入ってみたらイメージと違った…」ということもなくミスマッチになるケースもほとんどありません。

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