特に介護は利益よりも公益性を重視する職種でもあるし、良い職場となる施設は評判も良い施設だろうね。
介護施設が不足していると言われてはいるものの、それは高齢者の人数に対して不足しているという意見があるだけの介護施設もたくさんあります。
中には、評判の良い施設、悪い施設もあることでしょう。
介護職は公益性の高い職種であり、利益を出すことよりも利用者やその家族、地域の利益に繋がることが大切な仕事です。
職場として給料やその他の条件が良い施設であっても、評判の悪い施設で働きたくないと感じることは当然かもしれません。
介護施設の評判は、職場としての働きやすさを考える上でも目安になるものです。
評判の悪い介護施設の特徴や調べ方について紹介しますので、転職先選びの参考にしていただければと思います。
評判が悪い介護施設の特徴
提供する介護職員の質が、施設の評判に大きく関わってくると思うんだ。
口コミなどで評判が広まるルートは、「同業の介護職員」「利用者本人や家族」「病院やボランティア団体など」が主なものになるでしょう。
見学に行っただけで、利用はしていない人などの評価も含まれるかもしれません。
こうした立場から評価をするとき、評価基準で大きな割合を占めるのが職員の様子です。
挨拶、表情、態度などから、良い職員さんだったと感じる施設かどうかが、口コミには大きく表れます。
評判が悪い施設の特徴と、その施設で働く場合のデメリットを考えてみよう。
料金が高い施設で働くと、先輩より高い質の介護を要求される
もちろん、利用料金が高い介護施設の全てが評判の悪い施設である訳ではありません。
施設の評判が悪くなる時、それはサービスに対して料金が高い時です。
料金に関しては納得した上で利用されているはずなので、出どころは利用者以外である可能性もあります。
料金の高さを理由に利用を断念した人などの口コミであるならば、施設について調べたり見学に行った結果として釣り合っていないと感じたのかも知れません。
同業の介護職者や関連施設などの評価であるとしても、高い料金のわりに質が低いという評価を下されているという事です。
このように悪い評判が出回っているという事は、現在のサービス内容と料金が釣り合っていないという評価をしている人がいるという事です。
そこで働くという事は、少なくとも先輩よりの質の高いサービスを提供しなくては、利用者やご家族から納得してもらえない可能性もあると考えることが出来るかもしれません。
介護職員の質が低い施設で働くと、施設に馴染めないかもしれない
介護職員の質が低いという評価は、その施設の職員と関わった人からしか出ないものです。
挨拶が無かった、態度が悪かった、知識がなかったなどの職員に対する評価が悪い評判の原因になっていると言えるでしょう。
全ての職員がそうであるという訳ではありません。
ただ一人の職員だけを見て、そのような評価を下されることもあります。
しかし、少なくとも一人はそんな職員がいる事がすでに分かっている施設で働くというのも、あまり気分のいい話ではありませんよね。
施設設備やサービス内容が悪い施設では、心身共に辛くなるかも
施設の設備が悪い、サービス内容が悪い等の評判は、ご家族やその施設で勤務したことのある職員からしか出ないものでしょう。
その意味で、もっとも内情に即した内容であると言えるかも知れません。
料金や職員の態度よりも、主観が反映されづらい内容である点からも、参考になる意見です。
設備が悪く、ベッドや浴場の施設が古い物になると、介護職員の体力的な負担は大きなものになります。
サービス内容が悪い施設では、介護者としての意見と異なるサービスを実施しなければならなくなるかもしれません。
実はこうした施設で働く事が、もっとも負担の大きな選択になってしまうかもしれないという点には注意する必要があるでしょう。
誰かの主観による意見だってことは忘れないで欲しいし、口コミは悪くとも良い施設は沢山あるよ。
評判の悪い介護施設の調べ方
同業者などに口コミを聞く
近隣施設で働く同業者や、その施設で働いたことのある職員から口コミを聞くことが出来れば、それが最も参考になる意見になるでしょう。
同業以外でも、その施設へ行ったことのあるボランティア団体や、近隣病院の関係者などでも良いかもしれません。
あくまで口コミではありますが、こうした近い立場からの意見はとても参考になります。
ネット上の評判や口コミを調べる
介護施設選びは、要介護状態の利用者本人や家族にとって一世一代の決断です。
世の中には、施設選びのための口コミサイトやレビューが溢れています。
これらは職員や同業ではなく利用者本人やご家族の意見であるという点には注意しなければなりませんが、実際に家族を任せている人の意見は参考になるものでしょう。
「職員さんも丁寧で、皆さん笑顔で親切に対応してくださいます」とレビューされている施設と「職員さんは挨拶もなく、なんだか暗い雰囲気の施設でした」とレビューされている施設。
それだけを信じる訳にもいきませんが、やはり働いてみたいと感じるのは前者の施設だと思います。
介護求人サイトに施設の評判を聞く
介護求人サイトの人たちは、介護専門職者ではありませんし、利用者でもその家族でもありません。
しかし、紹介先の施設に対し非常に太いパイプを持っているケースが非常に多いです。
それは「以前に紹介し、そこで働いている介護職員」です。
また、紹介する際に実際に訪問したことのあるアドバイザーもいます。
紹介するという立場から、施設について情報を収集しています。
こうした人から口コミを聞くことが出来れば、非常に参考になることでしょう。
転職する前の情報蒐集は非常に重要
転職する前には、情報収集が非常に重要です。
しっかりとした情報収集は、転職を成功に導いてくれると言えます。
面接まで進んだり、採用通知を貰ってから断るのではなく、面接を受ける求人選びの段階でしっかりと時間をかけることが重要です。
働きやすくて長続き出来る求人には、給料以上の価値があると考える人も少なくないのが介護職です。
そのような求人を見逃してしまわないように、反対に給料などの提示された情報だけで判断して転職を失敗しない為にも
情報収集をしっかりと行うようにしましょう。
施設情報に詳しい介護求人サイト選びが大切
だから、先に紹介したように介護求人サイトを活用していて欲しいな。
介護求人サイトは、紹介する職場について良く知っています。
紹介にあたり調査をする上に、紹介した実績から実際に働いている職員から話を聞いていることもあります。
こうした意見を参考に、あなたに合った職場をマッチングしてくれます。
評判の悪い職場を紹介したところで介護求人サイトの悪評にも繋がるため、本当にオススメできる職場を紹介してくれます。
自分で調査するにしても、全てを調べることも出来ません。
働きながらの転職では時間的に余裕がありませんし、辞めてから探す場合は早く見つけないと金銭的にも苦しくなるでしょう。
介護求人サイトが、あなたの転職の邪魔になることはありません。
紹介された施設に必ず転職する必要もなく、納得するまで自分でも調べることは出来ます。
ぜひ介護求人サイトを活用して、転職を成功させましょう。
おすすめの介護求人サイト
当サイトでは、実際に介護求人サイトを利用した人の声、またそれぞれの求人サイトが扱っている求人数や情報量を元に、おすすめの求人サイトをピックアップしています。
求人サイトによっては対応エリアが首都圏のみのところもあります。
首都圏の人向けと全国対応可能の求人サイトがありますので、対応可能エリアも必ずチェックしてみてくださいね。
1位:「スマイルSUPPORT介護」(全国対応)
求人数 | 84,000件以上(2017年9月時点) |
対応エリア | 全国対応 |
対応職種 | 介護福祉士、社会福祉士、社会福祉士主事、ヘルパー1級、ヘルパー2級、介護職員初任者研修、実務者研修、介護職員基礎研修、ケアマネージャー(介護支援専門員)、主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)、無資格OK |
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スマイルSUPPORT介護では求人サイトの中でも取り扱い求人数が最も多く、8万件以上の求人の中からあなたに合った求人を紹介してもらえます。
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また運営している長谷川ホールディングスは介護施設や福祉施設の運営もしているため、介護業界に精通しているキャリアアドバイザーが多く、介護業界特有の悩みにも共感してもらえます。
評判の悪い施設を省いて紹介してもらえる
スマイルSUPPORT介護では、介護業界に精通していることもあり施設情報にも詳しいのですが、ブラックな施設は紹介しないという方針を徹底しています。
そのため「希望されてる施設ですが、実は先日集団退職があって…」など、他では聞けないような話を聞くことができるので、入ってからのミスマッチも防ぐことが出来ます。
2位「きらケア介護求人」(首都圏向け)
求人数 | 12,000件以上(2017年9月時点) |
対応エリア | 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉) |
対応職種 | 介護福祉士(介護士)、社会福祉士、ケアマネージャー、 介護職員基礎研修、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、社会福祉主事任用、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、無資格OK |
職場の内部情報に詳しい
きらケア介護では、介護業界に特化して求人紹介を行っているため、施設ごとの人間関係、離職率、雰囲気などの口コミ・評判に非常に詳しいです。
求人を紹介される時も「あそこの施設は給料は確かに高いけど、残業もかなり多いのでプライベートの時間は取りづらいかもしれません…」などネガティブな情報もきちんと教えてもらえます。
キャリアアドバイザーの対応が丁寧
きらケア介護では、7割が女性スタッフということもあり、寄り添って話を聞いてもらえるので安心できるひいう人も多いです。
また「まだ転職は迷ってるけど、どんな求人があるか見てみたくて…」というような情報収集の段階でも、丁寧に対応してもらえるので安心です。
給料・条件交渉をしてもらえる
きらケア介護では、一人ひとりに担当のキャリアアドバイザーがついてもらえるのですが、求人を探してもらえるだけでなく、面接のサポートはもちろん、施設への給料や条件交渉までしてもらえます。
「あと月1万円給料が高かったら、ここの施設に行きたいんだけど…」という正直な気持ちを伝えてみてください。
これまでに何度も給料交渉をしてきているプロなので、施設の担当者にうまく給料交渉をしてもらえて給料アップが叶うこともあります。
3位:「ベネッセの介護士お仕事サポート」(関東・関西メイン)
求人数 | 4,000件(2017年9月時点) |
対応エリア | 関東・関西中心 |
対応職種 | 介護福祉士、ケアマネジャー、実務者研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1級、ホームヘルパー2級、看護助手、無資格OK |
介護業界に詳しいプロのアドバイザーが担当
ベネッセグループ自身が介護施設を運営していることもあり、キャリアアドバイザーは介護業界に非常に詳しいプロばかりです。
そのため求人を紹介してもらう時にも施設の内情を詳しく教えてもらえたり、施設ごとに異なる面接で気をつけるポイントも教えてもらえるので、安心してサポートを受けられます。
高待遇・優良企業の求人が豊富
ベネッセ介護は大手企業の知名度もあり、求人を扱っている施設も大手企業や優良企業も多いため、高待遇・好条件の求人も豊富に紹介してもらえます。
求人サイトによっても取り扱っている求人が異なりますが、ベネッセでしか扱っていない優良企業の求人も多いので、できる限り2社以上の求人サイトへの登録をオススメします。
特養から在宅まで幅広い求人の紹介が可能
ベネッセ介護では介護分野に特化していることもあり、特養、老健、有料、デイサービス、在宅など、幅広い分野の求人の取り扱いがあります。
それぞれの施設で働くメリット・デメリットも事前に教えてもらえるので、「入ってみたらイメージと違った…」ということもなくミスマッチになるケースもほとんどありません。